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見え方の違い(色覚)

視覚メディアの配慮不足で情報が伝わりにくい人がいる

 人間は多くの情報を視覚から得ており、そうであるがゆえに、情報を伝えるメディアとして、視覚メディアはもっとも広く現代社会に普及し、重視されています。しかしそうした視覚メディアに対して、さまざまな不満の声があがっています。それは、さまざまな見え方に対しての配慮が、メディア側の社会的責任になかったことに起因しているのです。
 しかし色覚障がいの人には、個人差はありますが一般の人には見分けやすい色が見分けがつきにくい場合があります。その色の色分けによって情報があらわされていたり、その色が隣り合った配色であったりすると、色覚障がいのある人には情報が伝わりにくく、非常にわかりづらいデザインになってしまいます。下記の写真は、色覚障がいのある人の見え方をシミュレーションしたものを、一般の色覚によるものと比べています。一般の見え方ではよくわかる色の違いが、見分けがつきにくく、よくわからない図になってしまっていることに気づくと思います。

シミュレーション

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